2024年4月5日
プエルトリコ カカオ農家 Hacienda Chocolat
Puerto RicoのFajardoというところのHacienda Chocolatさんを訪問しました。
こちらのオーナーのYalinaさんに色々こちらのカカオについて教えてもらいました。
基本的にはCriolloとTrinitario。ただ12種類ほどあるのとか…。
ドミニカのカカオ農家さんで教えていただいたやり方とはまた違いました。
ドミニカ共和国ではカカオの周りの木がカカオの実にアロマを与えるからとのことでマンゴーや、パッションフルーツ、バナナの木を植えていましたが、こちらではその理論はないから一切植えていないとのこと(オーナーのYalinaさんは医者です)
ちらほら パイナップルやYUCA(キャッサバ)、バニラは栽培されていましたが、アロマのためではないらしいです。
ドミニカは 発酵の時期や収穫の時期が決まっていたが、PUERTORICOのこの農家は年中
収穫、発酵、乾燥の作業をされているそう。
6日間 発酵
10日間 乾燥
私も購入させてもらいました。5Lb=60ドル。
オーナーのYalinaさんからこちらのこだわりを色々教えてもらいました。
①メランジャーは3日間回している。
②4-5時間回したあと砂糖を入れている
③カカオバターは5%
④カカオバターはにおいを吸収しやすいから冷蔵庫に入れるときはPacking してから
⑤常にカカオの保存は室温をKeepしているから 年中クーラー?ついてる
チョコレートの保管には ワインクーラーが一番いい
こちらの商品色々いただきました。
(左から)
65% 個人的には一番食べやすかった
2. 75% 表現としてCiruela(プラム), Vino(赤ワイン)
3.White Caramelized
※Polvo de leche, カカオバターキャラメル化させたお砂糖、プエルトリコのコーヒー
4. White Coconut Milk
※ココナッツミルク+カカオバター+ブルーベリー
面白い商品も発見
こちらの中身は
カカオハスク
オーク
バニラ
ラムかウィスキーにこちらを入れて5日程度たったらカカオの香り豊かなアルコールの仕上がり。(3回程度使いまわせる)
こちらは日本に帰って試してみたいと思います。
ほかにもプエルトリコではYAUCOというところがカカオが収穫できる地域と教えてもらいました。